iPhoneを買取に出す際、初期化して出すことが大切です。しかし、不具合などで正常に作動せず、初期化できないケースもあるでしょう。そのような場合、買取してもらえるのでしょうか。
本記事では、初期化していないiPhoneの買取可否や対処法を解説します。初期化前にするべきことにも触れているので、これから買取に出したいと考えている人は、ぜひ最後までご覧ください。
結論から言うと、初期化していないiPhoneは買取を断られる可能性が高いです。これは、端末内に個人情報やデータが残っていることが主な理由です。多くの買取業者は、データの流出やプライバシー保護の観点から、基本的に初期化されていないiPhoneの買取を受け付けません。
初期化しないまま第三者に渡してしまうと大切な情報が流出し、悪用される可能性が高くなります。つまり、iPhoneを安全かつスムーズに買取してもらうためには、初期化が欠かせないステップなのです。
iPhoneの初期化は「設定」から可能ですが、通常の手順で進められない場合にいくつかの方法があります。主な方法は、次の3つです。
それぞれ解説します。
リカバリーモードは「不具合で正しく作動しない」「パスコードを忘れてしまった」などのケースで初期化できないときに役立つ方法です。手順はモデルによって異なりますが、例えばiPhone8以降の場合、まずiPhoneとパソコンをUSBケーブルで接続します。
次に音量を上げるボタンを押して離し、すぐに音量を下げるボタンを押して離しましょう。続いて、リカバリーモードの画面が表示されるまでスリープボタンを長押しします。そして復元をクリックすればOKです。iTunesのバージョンが古い場合、最新の状態にアップデートしてから作業しましょう。
DFUモードは、リカバリーモードが使えない場合に役立つ方法です。しかしApple公式ではないため、実施するのは自己責任となります。iPhone8以降の場合、手順は以下の通りです。こちらの作業をする際も、iTunesのバージョンを最新にしましょう。
少し複雑なので、初めての場合は難しいかもしれません。その場合は、使っているキャリアや、データ消去専門店への相談がおすすめです。
充電してもiPhoneが起動しない状態の場合、ソフトウェア(iOS)が故障している可能性があります。電源が入らないiPhoneはリカバリーモードやDFUモードが使えないため、物理的に破壊するしかありません。自分で破壊するのは危険なため、キャリアや専門業者に依頼して対応してもらいましょう。
iPhoneを初期化する前には、以下の3つをしておきましょう。
それぞれ詳しく解説します。
「iPhoneを探す」は、紛失や盗難時に位置情報を特定できる便利な機能ですが、オンの状態で初期化すると、アクティベーションロックがかかってしまいます。他のデバイスでiPhoneを使用できなくなる可能性があるため、初期化する前に必ずオフにしましょう。
初期化すると、iPhoneのデータはすべて消去されてしまいます。写真や連絡先、アプリデータなど大切な情報を失わないように、iCloudまたはiTunesを使用してバックアップを取りましょう。「設定」からiCloudの自動バックアップをオンにしておくと、毎日自動でバックアップしてくれるため手軽で便利です。
iCloudからサインアウトすることも忘れないでください。サインアウトしないまま初期化すると、アクティベーションロックがかかってしまいます。手順は以下の通りです。
サインアウトすると同期していたデータが削除されるため、バックアップを取ったあとに実施しましょう。
初期化が完了したら、買取査定に出しましょう。モバイルマッハでは、経験を積んだスタッフが丁寧に査定、最新の相場状況から適切な買取価格を提示します。配送買取にも対応しているので、近隣に店舗がない人でも利用可能。少しでも高く買取したいと考えている人は、ぜひ一度モバイルマッハへご依頼ください。
iPhoneを買取へ出す前には、必ず初期化しましょう。個人情報流出のリスクを防ぐため、基本的に初期化していないiPhoneは買取不可なケースが多いです。通常は「設定」から簡単にできますが、端末の不具合で正常に動作しない場合はリカバリーモードなどを試してみましょう。
初期化が完了したiPhoneの買取は、モバイルマッハへお任せください。最新の相場状況を加味して、お客様が満足できる買取額を提示します。