スマホを中古ショップに売ったり、人に譲ったり、もしくは廃棄するときには、端末内の様々なデータをきちんと削除しておきましょう。ただ、ファイルを「ゴミ箱へ移動」したり「削除」すると、一見消えますが、中にある実データへ直接アクセスできてしまいます。今回はスマホの中に保存してあるデータをきちんと消去するためにスマホを初期化する方法をご紹介します。
なくなると困る連絡先や写真などのデータは、初期化する前に必ずバックアップを取っておきましょう。
GoogleやTwitterなどのウェブサービスやアカウント情報は事前に記録しておきましょう。
スマホを工場出荷時と同じ状態にすることを初期化といいます(ただしアップデートしたiOSのバージョンは工場出荷時と同じではありません)。iOSとAndroidでは初期化の方法が異なりますので、以下ご紹介します。
「設定」アプリを開きます。「設定」メニューの中から「一般」をタップします。
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「一般」メニューの「リセット」をタップします。
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「リセット」メニューの中の「すべてのコンテンツと設定を消去」という項目をタップします。
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パスコードを入力して、次の画面で「iPhoneの消去」をタップします。「本当に続けますか?」と念を押されるので、「iPhoneを消去」タップします。
iOSと違って、Googleアカウントの削除とデータの暗号化を行ってから初期化を始めましょう。
■Googleアカウントの削除
利用していたGoogleアカウントをスマホから削除しておきましょうGoogleアカウントをログインしたまま、初期化してしまうと再び初期設定する際に同じGoogleアカウントの入力が求められてしまいます。
■データの暗号化
写真やデータを削除すると消えているように見えますが、目次情報を削除しているだけというケースがあります。この状態だと内部にはデータが残っているので、悪意ある人に抜き出される恐れがあります。暗号化しておけば、抜き出されても中身を見られる心配はありません。暗号化作業は時間がかかるので、電源に接続した状態で行いましょう。(Android5.0以降では基本的にデフォルトで端末の暗号化が有効になっており、手動で暗号化を行う設定がついていない機種もあります。)
「ホーム」画面を開き「設定」をタップします。「設定」画面の「セキュリティ」をタップします。
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「セキュリティ」画面の「機器を暗号化する」をタップします。
■初期化
「ホーム」画面を開き「設定」をタップします。「設定」画面の「バックアップとリセット」をタップします。
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「バックアップとリセット」画面の「データ初期化」をタップします。
「データの初期化」画面が表示されるので、一番下の「携帯電話をリセット」をタップします。
「リセットしますか?」と念を押されるので「すべて削除」をタップします。
おサイフケータイのアプリごとにデータの移行方法が異なるので確認しておきましょう。主なリンクを以下に紹介します。
おサイフケータイのデータ移行では、登録時に使っていたSIMカードとのペアが必要になる場合があります。おサイフケータイのデータ移行はスマホの機種変更手続きをする前に行った方がスムーズです。
今回は、スマホのデータ消去を自分でする手順について紹介してきました。
しかしながら、上記手順では表面上消えたように見えていても、本体に残ってしまっているデータもあります。
なので、完全に消去するには専用のソフトなどを使う必要があります。
モバイルマッハでは、iPhoneの中古端末の買取及びデータの消去も行っています。上野・御徒町・秋葉原エリアで売却を検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。
・モバイルマッハ台東区 上野店
上野黒門小学校脇のビル1Fに位置するモバイルマッハ台東区上野店は、上野エリア各駅からのアクセスも抜群です。
【アクセス】
店舗住所:〒110-0005 東京都台東区上野1-16-5第二産経ビル1F
銀座線上野広小路駅 徒歩2分
大江戸線・上野御徒町駅 徒歩2分
千代田線湯島駅から徒歩1分
JR御徒町駅から徒歩3分
自分が使ってきたスマホの中には個人情報や個人的なデータが大量に保存されています。
人に譲ったり、売りに出す前にできる限りデータを消去しておきましょう。